「松の内に福袋記事書ききるわ!」と宣言したので、福袋話も今日が最終回です。
私が一年で最も金を撒き散らすほど、愛してやまない福袋。
その楽しさ、嬉しさ、ドキドキ、わくわくを これでもか!これでもか!と記事に認めて来たわけなんですけど、 「来年買ってみたい!」とか「そんなのあったんだ!しらんかった!」とか、 たくさんコメントをいただけてほんと嬉しい。いつもの何倍も人が来てくれてほんと嬉しい。
ただ、お得で嬉しいだけじゃないのが、福袋の福袋たる所以。
これまで、オトクで嬉しい福袋ばかりを紹介してきましたが、そればっかりじゃないのが、福袋が福袋である理由なのです。
そんなわけで本日は、私が新年早々手にしてしまった「私史上最凶の鬱袋」をご紹介します。
ほんの出来心だったんです…
ヴィヴィアンの福袋を買うために、札幌の三越に朝6時から並んだ17歳の元日以来、福袋が放つ、妖しげな魅力に取り憑かれ、毎年毎年福袋を懲りずに買い続けた15年間でした。
成功と歓喜。 そして、失敗と絶望。
その両者を味わい続けた私の中には、いつからか「福袋購入ポリシー」みたいなものが生まれました。
負ける可能性がある戦いはしない。
そうなのです。外れる確立が高い福袋を買わなければ、福袋に泣かされることは無いのです。
しかしそれは、ハイリスクハイリターンが得られる「福袋本来の魅力」とは全く異なるもの。
何が入っているのかわからない、 ドキドキ、ハラハラ、スリル。 当たるかもしれない、 希望、願望、野望。 外れるかもしれないという 恐怖。
そんな「福袋本来の魅力」を、ちょっとくらい味わってみてもいんじゃないか? と、絶対にハズレない福袋ばかりに手を出している私に、悪魔が囁いたのです。
私史上最凶の鬱袋の中身公開
そんなわけで、久々に当たるどうかの検討もつかない福袋を買ってしまいました。
購入場所は近所のショッピングビルに入っている、雑貨屋。 購入した福袋の名称は「アクセサリー福袋(1,080円)」です。
この福袋の売り文句は……「ヘアアクセサリー中心!」「総額1万円以上が入っています!」でした。 直前に「おしゃれさんは、ヘアアレンジが上手!」的なキャッチコピーを、ファッション雑誌かなんかで目にした私。 「あれ? 私ヘアゴム以外のヘアアクセ持ってないわ」と、気づいたのです。
それでこの売り文句に惹かれてしまったのです。 が、世の中そんなに甘くない。 開けてびっくり。
なんじゃこら。 1,080円ならハズレても悔しくないだろう……と思っていた、30分前の自分が悔やまれます。
100円でも買いたくないものしか入っていませんでした!
やばい。これは本当にやばい。
今まで数多くの鬱袋を掴んできたけれど、 こんなに欲しいものが一つも入っていない福袋は初めてだ!
そもそも、こんなもの製造するんじゃねーよ! 。・゚・(ノД`)・゚・。
中でも特にひどいものをご紹介します。
りゅ○ちぇ○も「いらない」っていうだろうヘアバンド
この色合いを見たときに「りゅうちぇるかよ!」と、一人ツッコミを入れたのですが、冷静にりゅうちぇるの写真を検索してみると、彼がつけているのは単色のふつーのヘアバンドですね。
たぶん、りゅうちぇるも「いらなぁーい」っていうんじゃないか、これ。(´;ω;`)
30代には「つらみ」しかないヘアピンの数々
私は今年33歳になります。
(´;ω;`)
懐かしいヘアゴム
幼稚園のお道具箱にこんなの入っていたなぁ……(´;ω;`)
携帯のストラップ?
iPhoneにはストラップ穴ないんだよね。あってもこれはつけないけど。 (´;ω;`)
まとめ
この福袋で一つ学んだことがある。 それは……自分のポリシーは何があっても曲げちゃダメ!ってことだ。
それを知るために、1,080円を支払ったということで手打ちに…… (´;ω;`)ウウッ
頭でわかってても、経験が伴わないと真に理解したとはいえない。
そんな教訓が得られた2017年の福袋だった。
負ける戦いはしない。
来年もこのポリシーを絶対に死守して、福袋という名の戦を勝ち抜きたいです。